弁護士のドラマを見て弁護士をめざしていたお話

現在大学の経済学部に在籍していますが、元々は法学部志望でした。理由は弁護士になる為です。ドラマを見て法曹を志す人間は少なくありませんし、現存の弁護士の方にもいらっしゃいます。そこで、なぜ弁護士が魅力的な職業なのか考えてみました。

それは、ゲームに近いからです。もちろん僕的にはですけどね。他にもかっこいいとか、収入が高いとか、異議ありって叫びたいとかまあ色々あると思うんですけど。ゲームに近いっていうのは裁判の話です。debateっぽいし、相手の言っていることを逆手にとって反論したり、証拠を集めたりする。なにより1vs1の構造を持っているし、勝負に勝ち負けがつく。そんな大きなゲーム性を孕んでいることを職業にしたかったのです。

しかし実際には難関の国家公務員試験である司法試験を受けなきゃいけないし、仕事内容は書類作りが主であると聞いて辞めました。こういう事ってあるあるだと思うんですよ。実際にその仕事で求められる能力とその仕事に就くための能力が異なるってやつ。弁護士の場合、とてつもない暗記とそれを可能にする誠実性がないとまずなれないけど、仕事では言語化能力や論理的思考が必要みたいな感じです。